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武蔵関公園編

07年12月20日更新|法融寺と歌と 編

住宅街の中を進むその2

まあ、いつものことながら、路地裏を歩くと不安になりますね。
碁盤の目のように感じていても、写真のように「くっ」と曲がっていると、予想と違うところに出たりして。

あまりきょろきょろしていると不審に思われるし。

法融寺はまだか?

失敗なんて

失敗なんて

 あたりまえ

いつの頃からかお寺に標語というか、ガンバ系の言葉が貼り出されているのをよく見るようになった。
掲示板の前に立って「ナルホド、失敗なんてあたりまえか〜」としばし考える。

でも、誰も失敗を担保してくれたりはしないのです。
特に大人の世界は。 やっぱ失敗はいかんよ。

お盆にお墓へゆくと「みつる」風の標語だらけだったりします。

そうそうお寺です。

法融寺なのです。

親・鸞・上・人・像

いや、学校が浄土真宗系だったので入学式などではお世話になりました。

宗教学を落としそうになって済みませんでした。
と、告白。

これが練馬ガイドにある歌碑

会津八一って知らなかった。
早稲田大学を卒業後、同校で教鞭をとるかたわら、歌人、書家として活躍した方だそうです。

以下練馬のガイドより引用
独特の歌風には熱烈なファンが多く、戦前に発表した奈良の古寺、古仏を詠んだ歌集「鹿鳴集」は当時の学生、若者の間で人気を博し、歌集を懐に古都を旅することが流行となった時期もありました。
歌碑には武蔵野のもの寂しい風景を詠んだ歌が刻まれています。

むさしのの くさにとばしる むらさめの
いやしくしくに くるるあきかな

会津八一(1881〜1956年)は、出身地の新潟市で死去し埋葬されましたが、仲間の要請もあり翌年法融寺に分骨されました。

これも歌碑

これが会津八一の歌碑?新しいじゃん、と思い写真を撮って立ち去ろうとしたところ、練馬のガイドブックを見たところ、別の歌碑だと判明。

要するに、ここのお寺は歌碑が多い。
小学生の俳句のようなものまで掲載されていました。
当時はこのお寺を中心に、芸術家が一同に集っていたのだ。

風が鳴る風が 鳴るのは渓あい 
に鬼が棲むらし 桜さかせつ

こちらは会津八一に師事した宮川寅雄(1908年東京都生)の歌碑です。
この方も早稲田だったようですが、やはり西武新宿線パワーでしょうか。

さて地図ですが

地図

今回のまとめ

  • ここに歌碑があるのは会津八一が当時の住職さんの恩師だったのがきっかけのようです。
    分骨されたお墓もここにあります。
  • お寺正面の写真の「信願道場」も会津八一の書。
  • 西武新宿線は文芸も運ぶロマンの路線。か?


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